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ブラジルレアル30円47銭、前週末比25銭安 東京午前にクロス円下落
概要:8月17日午前の東京市場でブラジルレアル円は30円47銭前後まで下落し、前週末比25銭のレアル安・円高となった。円買いがクロス円全体へ広がった。

8月17日午前の東京外国為替市場で、ブラジルレアル円は1レアル=30円47銭前後まで下落した。午前10時30分時点で、前週末17時に比べ25銭のレアル安・円高。基準となる前週末水準は30円72銭前後で、下落率は約0.8%となる。
同日の東京午前には、ドル円も159円37銭から158円98銭まで下落した。円買いがクロス円を押し下げる流れのなか、レアル円も30円台半ばへ水準を切り下げた。
前週末の30円72銭から約0.8%下落
レアル円は前週末17時比25銭安の30円47銭前後。基準となる30円72銭前後から約0.8%下落し、週明けの東京市場で30円台半ばまで水準を切り下げた。
ブラジルレアル円は、ドル円とドル・レアルの二つの相場を通じて形成される。17日午前はドル円が159円37銭から158円98銭へ下げ、円高がレアル円を押し下げる一因となった。レアル側の寄与を測るには、同じ比較区間のドル・レアル相場が必要になる。
ドル円は158円98銭まで下落
東京市場では午前7時台にドル円が159円37銭まで上昇した後、売りが優勢となった。午前10時には158円98銭を付け、朝方の高値から39銭下落した。ユーロ円も184円36銭から184円12銭へ下げており、円買いはレアル円だけに限られていない。
レアル円の約0.8%安は前週末17時からの変化、ドル円の39銭安は17日朝の高値からの変化を示す。比較区間が異なるため、東京午前の円買いがクロス円全体へ波及した事実を中心に見る相場となる。
ブラジルの政策金利は14.25%
ブラジル中央銀行は6月、政策金利を14.25%へ引き下げた。依然として主要国を大幅に上回る金利水準だが、金融緩和の開始によって金利差拡大への期待は後退している。中央銀行の基準シナリオでは2026年のインフレ率見通しが5.2%とされ、物価と景気の両方を見ながら利下げの速度を探る局面が続く。
高い金利水準はレアル相場の重要な支えだが、利下げ局面では今後の政策金利の到達点がより強く意識される。インフレの鈍化速度と追加利下げの幅が、ドル・レアルを通じてレアル円にも反映される。
30円台を保てるかが次の焦点
レアル円は30円47銭まで下げたことで、30円台前半の値動きが次の焦点になる。ドル円が160円に近づく場面では日本当局の対応が意識され、円側の振れが大きくなりやすい。レアル側ではブラジルの金利見通し、インフレ指標、資源価格が相場を左右する。
欧米時間にドル円が159円台へ戻るか、ドル・レアルがどちらへ動くかで、30円47銭からの方向が決まる。週明け最初の値動きは、円買いがクロス円へ広がる展開となった。
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